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「トイレに関する本」【こすぎナイトキャンパス】

第73回こすぎナイトキャンパスin COSUGI COBO「トイレから広がる世界」に参加して来ました。

<こすぎナイトキャンパスって?> 「こすぎナイトキャンパス」は、武蔵小杉周辺の皆さんが毎回指定の課題図書を持って集まり、課題図書を軸に交流を楽しむ活動です。 気軽に参加できることをコンセプトとしており、難しい会話はありません。課題図書は読んでこなくても十分楽しく会話ができます!

今回のこすぎナイトキャンパスは、旅に関するコミュニティ「こすぎトラベラーズサロン」が企画協力。

旅行時のたいへん重要な要素となる「トイレ」をテーマにしました。

課題図書は「トイレに関する本」なら何でもOKです! トイレがメインテーマの本、少しだけトイレが登場する本など、レベル感は問いません。持ってきたいただいた本をご紹介いただきながら、本に限定されず、旅先や日常生活でのトイレ体験など自由に会話を広げていきたいと思います。

ゲストは日本トイレ協会の理事を務めている白倉正子さんです。

TBS系列の人気番組『マツコの知らない世界』〜マツコの知らないトイレの世界〜 【2012年11月2日放送】に出演され、DVDにも収録されています。

白倉さんは大学の卒業論文で「トイレ空間を巡る企業の経営戦略」の執筆し、トイレ専門家になろうと決意。

トイレを中核とした熱の入った議論に、とても大きな感銘を受けました。

書評合戦ビブリオバトルとは違って、チャンプ本を決めることはありませんでしたが、それぞれの「トイレに関する本」の発表と、それに関する質疑応答であっという間に2時間が過ぎてしまいました。

紹介された中で気になった本は、是非とも町の本屋さんに足を運ぶか、Honya Clubでの購入をお願いします。Honya Club.comは、書店と読者を結ぶ総合メディア販売サイトです。リアルとネットの融合により、本好きのお客様にネットの便利さとリアルの楽しさを提供します。 こちらはネットで注文した本を町の本屋さんで受け取れるサービスです。 読書文化振興のため、どうかご愛用を宜しくお願いします。 ※当サイトでは、アフィリエイト等の収益性のある活動は一切行っておりません。

紹介者コメント・・・「著者の椎名誠が、自身のシベリア旅行において、便座の無いトイレについてひたすら考察する一冊」

紹介者コメント・・・「芸術家である会田誠が、創作活動の初期に書き記した名作。主人公である17歳の男子高校生が、スキー合宿にて女子トイレを覗くことに青春の全てを捧げる。変態にも覚悟がいると感服してしまった」

紹介者コメント・・・「インドを舞台にした場面で、豚小屋に直結するトイレが登場する。トイレから顔を出す豚に、棒で殴打するシーンが印象的だった」

紹介者コメント・・・「使用するトイレットペーパーの適切な長さとは?デートの時トイレに行くタイミングは?等々、誰もがお世話になるトイレにまつわる数々の話を披露」

紹介者コメント・・・「痔を患う著者が、『トイレの福音』という題で、ウォシュレットに対する深い愛を述べている」

紹介者コメント・・・「旅と家族を描いたエッセイ。トイレ環境の差異についてグアテマラの事情を交えて知ることができる」

紹介者コメント・・・「22歳で新しい職業を創ろうとした著者の行動力に感銘を受けた。自分の好きなものに全力を注ぎ、道を切り開いて行った先人として、若い人には多くを学んでほしい」

紹介者コメント・・・「20年前の本でありながら、トイレの文化人類学から成り立ちまで、様々な角度から詳細な考察を加えている」

紹介者コメント・・・「なぜインドでは豚がトイレ掃除をするのか。なぜ香港には純金製のトイレがあるのか。スペースシャトルで生成される「人間パテ」とは何か…。答えは全て本書の中に。世界の大陸を巡るトイレの旅へと誘ってくれる」

紹介者コメント・・・「イギリス人から見た世界のトイレをレポートする。『人は一生のうち三年間をトイレで過ごす』と著者は指摘する」

紹介者コメント・・・「イラストが可愛らしく、著者の生の声を実況している。エジプトのトイレ事情も、面白い」

紹介者コメント・・・「現代における若者の人間関係や群集心理を交えた考察が述べられている。心理学に基づいた見地である」

紹介者コメント・・・「子供を対象とした絵本の読み聞かせで、最も盛り上がるテーマなのかもしれない」

最後に、ゲストである白倉正子さんに持参していただいた本を紹介します。

紹介者コメント・・・「様々な面白トイレの写真集。眺めてみると想像力をくすぐられるかもしれない」

紹介者コメント・・・「イエローハット創業者の著した一冊。ビジネスを牽引するトップ層がこの本を読んで実践している。トイレ掃除については必見」

紹介者コメント・・・「日本トイレ研究所理事が、トイレとの関わりを通して、環境・衛生、都市計画、建築、人権、防災、バリアフリーなど社会的な課題について見ていく」

紹介者コメント・・・「ウォシュレット、暖房便座、排泄の音を消す「音姫」、脱臭装置に自動開閉のふた…。ガラパゴス的に開発されながら、なぜ世界で受け入れられていったのか。知られざる開発秘話と世界戦略成功の秘訣を紹介する。」

様々な「トイレに関する本」が紹介されましたが、どれもが話を聞いていて興味深かったです。

特に使命感に燃える白倉さんのお話は、どれもが情熱的で、一貫した哲学を感じられるものでした。

書評合戦ビブリオバトルにおいても、「トイレに関する本」をテーマに一度開催してみたいと思います。

それだけトイレとは普遍的で、重要なものであると再認識することができました。


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